福原投手、涙、涙の引退。

まず福原投手、18年間のプロ生活お疲れ様でした。

本当に福原投手にはおんぶにだっこの状態で
抑えてもらえるのが当たり前と思ってしまっていました。

ファンとしても引退セレモリーは非常に感動的でした。

まず金本監督、自らがマウンドに上がってくれたこと。

安藤投手との握手。グラウンド上での二人の握手は特別な
空間に見えました。

能見投手の涙。

福留選手の涙。

メッセンジャー投手との抱擁。
胴上げの際も真ん中で見送ってくれました。

こうしてみると本当にチームメートから
愛されていたのだなと思います。

先発投手でくすぶっていた時は正直限界かなと
思いましたが、2011年からは中継ぎ、時には抑えもやり、
2014年、2015年は最優秀中継ぎ投手のタイトルも取られました。

最後まで直球にこだわりを持っておられたというのは、
本当にすごいです。
（正直今日のマウンドでも安藤投手より福原投手の直球の方が
スピンがかかっていたかと思います。(笑)）

日本一を経験出来なかったことは残念ですが、
是非コーチとして戻ってきて後輩達にその夢を託して欲しいと
思います。

さて今日の試合は、阪神に内容がありすぎて、
CSに進出する巨人を心配する程ですが。

まず北条選手。今日も3安打でしたが、インコースのさばきが
抜群にうまくなりました。きれいに軸回転が出来ている為、
外へボールになるスライダーはしっかりと見送り、
インコースのシュートは体の回転でさばくことが出来ています。
それも力強い打球ですので、長打になっています。

そして植田選手も代走で出場出来ました。
運悪く打者が投手で1球目から盗塁することが
バレバレの状況でしたので、アウトになってしまいましたが、
まずはその1球目でスタートが切れたので、良かったのではないでしょうか。

最後に望月投手。正直驚きました。
球速もさることながらコントロールです。

左打者の外角へビシビシ、ストライクを投げていたので、
あまりのレベルの高さに驚きました。

普通巨人戦且つ、福原投手が投げた後の独特な雰囲気の球場ですので、
緊張をしてストライクが入らないものですが、
しっかりと腕を振ってコントロール良く投げていたのは
本当に頼もしいです。

ただランナーが出てからのセットポジションでは
コントロールが乱れており、また今日は変化球で
ストライクを取れていませんでしたので、来年への課題でしょう。

まぁ来年の活躍が非常に楽しみですが、
まずは先発を目指して欲しいです。

なかなか高卒ルーキーで先発から始めるのは、
それなりの素材が必要ですので、充分満たしているのではないでしょうか。

とこのように今日は内容盛りだくさんの試合内容でした。
シーズン中にこのような内容の試合は難しいですが、
非常に内容が濃く、また将来ある選手達の活躍でワクワクしたので、
来年もこのような試合を数多く見せて欲しいです。

ありがとうございました。