岡崎捕手、正捕手となるか・・・。
これはあるスポーツ新聞に掲載されていましたが、
岡崎捕手の真面目さは充分分かっているので、
是非その努力、実を結んでほしい。
通常練習が終わった後、傾く夕日に照らされながら、
岡崎がたった1人でワンバウンドの捕球を繰り返していた。
コーチはいない。観客席で見ていたファンもわずか5人。
投手役の片山ブルペン捕手の声が響く。
「危ないよ。(体が)飛んでしまっている」。球が股の下を抜ければ痛恨の暴投になる。
だから、低い態勢になって体の前に落とす。
小一時間、身をていする動きを黙々と確認した。
自主練習だという。
岡崎は「土の硬さや投手の球の軌道などから、だいたい(手前で)止められるけど、
ブルペンで捕っていて、前にはじきすぎたりしていた。
紅白戦では、しっかりできていたけど、気になるのでやっておこうと」と説明した。
不規則なバウンドを上体で止め、ミットに収める動きを念入りにチェックする。
単調で、地味なメニューをすすんで行った。
誰も見ていない練習だったけど、小さな失敗を見過ごさない姿が頼もしく映った。
手伝っていた片山も元捕手だ。
「ワンバウンド処理は反応。ずっとやっておかないといけない」と言っていた。
坂本、原口、梅野とのレギュラー争いはまだ続く。
この日は若手捕手が特守を行うなか、ドーム内で1人、スローボールを打ち込んだ。
チーム最年長捕手の33歳は静かに闘志を燃やしている。
今季でプロ13年目。
これまで何度か1軍定着のチャンスはありましたが、
移籍選手によって何度も阻まれ、クビになる恐れもありましたが、
守備だけではゴールデングラブを取れると言われるまで成長しましたので、
是非今季は期待したいです。
同い年だけに応援してます。
ありがとうございました。