阪神横田選手、紅白戦でハツラツプレー!!
今日は1日に安芸で行われた紅白戦について取り上げます。
活躍したのは21歳の横田選手。
「6番・センター」で出場し、両軍で唯一のマルチ安打を放ちました。
岩崎投手と対戦した4回一死一、二塁では、
外角変化球を何とかバットの先で合わせ、しぶとく二遊間を破りました。
1点差に詰め寄った最終6回一死一、三塁。
松田投手の初球を引っ張り、ライナーで右前ヒットでした。
なかでも第1打席。藤浪投手の初球が左腕を直撃。
もん絶するもすぐに立ち上がり、一塁へ駆け出しました。
その後、ワンバウンドを捕手が体で止めた隙をついて
三塁に滑り込み、足でもアピールしました。
これには金本監督も「プレッシャーがあったと思うが、
執念とか、思い切りのよさ見せてくれた。
いい走塁は勢いがつくし、死球が当たってもパッと行くし、
正直ああいう選手はやっぱり優先したくなるよね」
とコメント。
あまり阪神にはこういったプレーをする選手がいませんので、
余計に監督の目に留まったのではないでしょうか。
今季は開幕1軍を掴み取り、2番センターのスタメンでしたが、
調子も続かず、結局38試合の出場に終わりました。
彼は、気持ちがプレーにも表れますので、
起用したい選手ですが、その気持ちが前のめりになりすぎてしまい、
全く選球眼がない状態でした。
段々相手チームも慣れてくると傾向を掴み、
ほとんどストライクゾーンで勝負してもらえませんでした。
それを悉く追っかけ、また打ったとしても内野安打狙いの
様な打ち方になってしまった為、若さもありましたが、
経験のなさをまざまざと見せつけられた格好になりました。
やはり彼の場合、細かな野球は難しいでしょうから
楽に打てる1番打者を目指し、とにかく出塁をして
塁上を駆け巡る選手がいいのではないかと思います。
確かに長打を打てることも魅力ですが、
いかに塁に出るかという技術もつけたほうが良いのではないか
と思います。
FAの状態で非常に気にはなると思いますが、
1日1日成長して欲しいと思います。
ありがとうございました。